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学びのコンテンツいろいろ(1) グロービス経営大学院

グロービス経営大学院

まず第1回目なのでメジャーなところから。ビジネススクールと言えばやはり「グロービス」が初めに思い浮かぶ。生徒数は日本で一番多いらしい。MBAを意識しない限り知らないかと言えばそうでもないと思う。本屋のビジネス書コーナーによく行く人なら、ハードカバーの難しそうなシリーズもので、銀と紺のツートンカラーの「MBA○○」シリーズのあの本が、グロービス出版の本だ。書棚のあの部分だけ、賢い人以外は寄せ付けない、縁の遠そうな崇高なオーラを放っている。

昔、マーケティングや経営学を意識し始め何もわからなかった頃、本屋で無理して手を伸ばして見たが、単語や字面の難解さに絶句した覚えがある。その後の猛勉強で、グロービスに入学はしてないが、このシリーズの書籍には大変お世話になった。キース会のテキスト作成にも参考にさせていただいた。まともに買うと13000円ぐらいし、しかもシリーズもたくさんあるので、アマゾンやBOOKOFF、図書館は神に感じた覚えがある。ということもあり、経営の学びを志す者にとって「グロービス」というのは一つのシンボリックな位置にもなっていると思う。

この企業が私塾として、ビジネススクールを運営しているという印象しかなかったが、やはりMBA取得を謳っているので、そのコースは学校法人の認可をとって大学院を運営しているということのようだ。それが「グロービス経営大学院」。運営の主体は「株式会社グロービス」。この会社が複数の事業部門を運営している中の一つにあたる。

他には、「ベンチャーキャピタル事業」や大学院とは別に、経営者や上級管理者対象に私塾としての「マネジメントスクール」や「企業研修・社員育成カリキュラム」も提供している。それと先に紹介した書籍「MBA○○」シリーズなどの出版事業。ビジネス教育全般を多角的に展開している企業だ。さすがにビジネスモデルやマネジメントを教えるだけあって、モデルとなる一通りの体裁が整っている。

基本的なターゲット層としては上場企業や上級教育者の方たちとなり、小規模事業者には関係なさそうだが、書籍は誰でもアクセス可能だ。この「MBA○○」シリーズが大学院の修士課程での教科書になっているようだ。まあそりゃ難しいのは難しい。でもこのシリーズは、各ジャンルの広く浅めの知識レベルを取り扱っており、実戦的な掘り下げはそこまで突っ込んでいない。そのジャンルの知識体系をざっくり網羅的に把握するのには、やはり一番効率の良い書籍ではないかと思う。

最初は意味が分からなくても、無理して読んだふりだけでもすることが大事だ。内容レベル、語彙レベルがどんな感じか、脳に認識させておけば、その理解に向けてアンテナを張り出す。そのうちにこのレベルぐらいはちょろくなる。「MBA恐れるに足らず」という根拠の無い自信がつけば、その後の事業展開においても、重要なメンタリティだ。正直、思考の実践面では小規模事業のほうが遥かにハードだ。

ところで当たり前のように進んでしまったが、そもそも「MBA」ってなんだ?という部分を飛ばしている気がする。今回は長くなるので、また次回に。

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