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目的達成のレシピ(9) 買い物メモを作る : 現状分析およびプロセス分解し、必要な要素をリストアップする(4)~ギャップに焦ろう

目標の絵を固定(fix)する

 ・問題は、戻ろうとする力がどちら側へ働くのかです。通常はお感じの通り、現状の絵のステージに戻ろうとしてしまいます。そうならない為に目標の絵のほうを固定しておく必要があります。どうやって固定するかと言いますと、やはり書くことです。そして常に見えるところに貼っておくことです。しかし貼っていてもそのうち風景と化してしまい、麻痺してしまいます。目的は緊張感、ストレス、焦りを維持する為ですから、貼ってある目標を見て、緊張、ストレス、焦りを感じなければ意味をなしません。

 ・最終到達の絵をまず作り、それを順次現在の絵に向かって分解していき、何枚もの分解した絵の中で、それを見た時に一番緊張感や、早くやらなければならないのにまだやれていない時に感じるストレス、焦りを感じる絵。明らかにそれを意識すると落ち着かない絵があるはずです。これを当面の目標として貼っておくということです。見れば「あーいかん。早くやらねば。一日ちょっとずつでもやらないと追いつけない」と思えるところまでずつを書き出し、貼り替えていくことです。それがゴムがピンと張った状態です。最終の絵だとこの緊張感は出にくいはずです。むしろ楽しい、安心感を感じてしまいかねません。この場合はそれではアクションにつながりません。最後の絵に貼り替えるまで、機械的にこの作業を繰り返し、そこに到達するということです。

 ・もう一つ肝心なことは、最後の絵は必ずですが、分解した絵も最初に作っておくということです。途中のプロセスで、修正や書き換えもあるでしょうが、それはその都度その時にやります。最初に一通り準備しておく。そして一番大事な絵が現在の絵です。当たり前すぎるので、夢の絵は誰でも描きますが、現状の絵をわざわざ描く人はいません。しかしこれがないと肝心の緊張状態が作れません。そしてこの現在の絵の描き方が鍵になってきますので、後ほど説明いたします。

目標明確化の最速ルール 15、分解した絵で一番緊張、焦りを感じる絵を貼って固定する。

目標の絵の描き方

 ・絵の描き方に決まりはもちろんありませんが、マインドマップを活用します。大きな紙の真ん中にまず、「何を」「何について」(what)を書き、丸か四角で囲みます。そこから放射状に線を引っ張り、「どこで」(where)、「いつ頃」(when)、「だれが」「誰を」(who)、「何の目的で」(why)、「どの程度」「どのレベルで」(how much)、「どのように」「どうやって」(how)、「どうする」「どうなる」(do)をそれぞれ書き、同様に丸か四角で囲みます。そこからさらに枝分かれして放射状に線を引き、それぞれの補足内容、関連項目等を書き出していく。部分的に多くのプロセスや複数の内容、項目、人物を含むこともあるので、思いつく限りどんどん放射状に書き出して囲っていくを繰り返します。止まるまで。

 ・注意点としてはあくまで、今知っている、思いつく範囲で最後まで描き上げることです。これを描くために調べたり、考え込んだりして作業が途中で止まってしまっては本末転倒です。特に「どのように」「どうやって」(how)に関しては、わかっていれば書きますが、わからなければ空欄にしておく。ここを考えすぎて現実的になりすぎると、根本の他の設定がどんどん変更されてしまいかねません。肝心なことは「何を」「何について」(what)と「何の目的で」「なぜ」(why)が一番大事で、一番初めに決めることです。ここがある程度明確な意図がないとそれ以外の部分についてのイメージが湧きにくいはずです。

 描きあがった全体の絵で枝分かれている階層構造が分解のプロセスでもあるので、枝分かれの中で緊張、ストレス、焦りを感じる箇所だけを抜き出した絵を別につくり、それを貼っておく。

目標明確化の最速ルール 16、「何を」「何について」(what)と「何の目的で」「なぜ」(why)が一番大事で、一番初めに決める。

参照 : 性格のタイプ・増補改訂版、アファメーション、NLPタイムラインセラピー、NLPコーチング、思考のすごい力、カレーライスの方程式、148時間にして夢をかなえる、戦略の見える化、脳が冴える15の習慣

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