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目的達成のレシピ(16) 材料のお買い物 : 必要事項のリスト化、不足の補充、コンフォートゾーンの設定変更(5)~潜在意識へ刷り込む時間量

リスト作成手順 ステップ67

 ステップ6

 ・リストを刷り込む

朝晩のリスト整理作業の習慣を確立したら、あとはそのリストに基づいて実行する、アクションリストを優先順に消化する。実際の実行動です。粛々淡々と潜在意識のレビュー映像に導かれるように。

 そしてことあるごとに、時間が少しでもあれば、作成したリストに目を通すことです。1日に何度も何度も見ることによって、潜在意識に刷り込んでいくわけです。そうすることにより、睡眠中だけでなく、四六時中24時間体制でそのリストの目標達成に向けて解答を探し続け、はじき続けます。顕在意識とは別人格、別次元のところで働き続けてくれます。リストの目の通し方ですが、アクションリストから順番にウィークリーリスト、マンスリーリスト、ロングリストの順に目を通していきます。今現在の足元から未来の時間に向かって映像を追いかけていくように。これも常にその順番で見るようにします。そうすることにより、脳も潜在意識もその方向性に向かい作動します。解答を出したらいい方向性を示してあげることにつながります。

 顕在意識は複数事項を同時に永続的に思考することは不可能です。それに携わった実時間そのままです。しかし潜在意識は複数事項を同時にかつ、永続的に無意識レベルで機能させてゆきます。生命維持の仕組み、心臓の鼓動、食物の消化、排泄、ホルモン分泌・・・すべて無意識で働いていますが、これらはすべて潜在意識に組み込まれた働きです。毎日毎日必ず行なう日常生活の朝の身支度や食事、通勤やルーティン業務等々、そのレベルの事柄を行なうのにいちいち考えることはしないはずです。しかしほぼ間違うことも無ければ、超人的なスピードや勘が働きます。それに近いレベル情報として潜在意識に刷り込むことにより、24時間フル稼働でそれに向けて働きます。それを習熟し、達成に向けて驚異的なサポートを施します。自分の中にもともと備わったこの機能を、目的に沿って意図的に使いこなそうという方法論です。

 1日に3回見るとしたら1月に90回刷り込んでいます。それぐらいの頻度で刷り込めば、海馬も決定的な重要事項として認識し、必要事項として大脳新皮質に何度も何度も書き込むことになります。海馬の選定基準は大まかに、その情報と接した、頻度、回数、強烈な感情を伴ったことという程度の解釈でいいかと思いますが、いちいち強烈な感情は起こりませんので、回数と頻度で必須事項と認識させてやるわけです。リストの項目は脳や潜在意識にとっても大きなウエイトを占めていきます。課題解決優先事項として。1月で2430720時間、1年で8,760時間、プラス顕在意識が実際に携わった実時間、そのことを考え続けていることになります。成長曲線の公式のティッピングポイントが、思っているよりも前倒しで到達します。

 ステップ7

 ・明日の準備

1日の終わりにはまた毎晩のリスト整理作業を行ないます。今後これから毎日、この作業の繰り返しです。はじめは手間取って時間がかかるかもわかりませんが、習慣化してしまえば当たり前のことになります。何とか面倒さを乗り切って習慣化してください。目標達成の秘訣を一言でまとめてしまうなら、「目標の達成 = 習慣化の獲得」です。今の私の目の前のすべての現象は、習慣の結晶です。何を習慣にするのか、が決定的な問題です。

 リストの整理作業はくれぐれも丁寧に行なってください。新しくものごとを始めるやり方は2つしかありません。「丁寧で遅い」か「ザツで早い」かのどちらかです。丁寧にすると時間がかかります。しかし慣れてくればスピードの問題は自然と解決します。雑にすれば早くは出来ます。しかし雑なものはどれだけ経っても雑なままです。くれぐれも、手こずっても丁寧に作業をしてください。

目標明確化の最速ルール 26、目標達成の秘訣は、潜在意識へ刷り込む時間量確保の習慣

参照 : 性格のタイプ・増補改訂版、アファメーション、NLPタイムラインセラピー、NLPコーチング、思考のすごい力、カレーライスの方程式、148時間にして夢をかなえる、戦略の見える化、脳が冴える15の習慣

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