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戦略思考の心・技・体(9) 心「課題発見・仮説構築」(6)~結論からアプローチ「仮説思考」

 端的に言うと「映画のDVDを逆回転で見る」「マンガを最終巻の最終話から読む」ようなこと。「こちら」からではなく「あちら」側から考える、「スタート」からでなく「ゴール」から考える、「はじめ」からでなく「おわり」から、「現在地」でなく「目的地」、「現在」でなく「将来」、「できること」でなく「やるべきこと」、「手段」でなく「目的」、「自分」でなく「相手」から考えるということ。考え方のターンテーブルであり、最も効率的に目標に到達する為の方法論。

 状況ごとに例えば、プロジェクトリーダーに任命され、「まず明日からのやるべきアクションを考える」のではなく、「最終的にだれに何が伝わればいいのか理想的な最終報告のかたち」をイメージするということ。「とりあえずまずやるべきこと」では無く「結局どうなればいいのか、あるべき姿」から考える。コミニュケーションの場面でも、「自分が何を伝えたか」では無く、「相手に何が伝わったか」ということ。「きちんと言ったんですがねぇ」「あれほど言ったのに」「○○と書いておきましたよね」などの言い方は「自分から視点」である。プレゼンや説明の場面で「これはこんなにすばらしい」「これだけこだわりました」「うちはこういうところです」というのはすべて伝え手側からの思いであって、聞き手としては「だから?」「で、結局?」「私はどうなります?」となる。相手目線が抜け落ちやすい。このことはそのまま「顧客目線の抜け落ち」とおなじこと。 

 他に「手段の目的化」なる状態も要注意が必要だ。ある目的のために始めた手段が、遠くにある目的に比べて手段は目の前に目に見えてわかりやすいので、手段だけが一人歩きしていく状態。「どうせこれをやるなら、これもしたほうがいいのではないか」と、他の手段が増幅していく傾向。そうして手段自体が複雑化してゆき、肝心の目的達成も伴って複雑化し、どんどん遠くはなれて難しくなってしまう状態。結局何をやっているのかわからなくなっていく。新規集客の宣伝広告。より効率の良い方法を求めてあれもこれも。効果が落ちれば伝家の宝刀「割引キャンペーン」でキャンペーンハンターの餌食になり、その後の定着には至らない。新規売上-宣伝広告費=とんとんならまだ仕事があるだけありがたい状態。しかしその後の投資回収には至らないので、すべては「経費」だ。経済学的循環の観点から言えば実行の意味は無くはない。しかし、戦略的観点からはやはり手段が目的化してしまっている。お金、エネルギー等、資源を投入するポイントがわからなくなっていく。業者の鴨だ。戦略的観点がない、論理的思考の訓練がされていないと普通にこうなる。賢い人たちに翻弄されていくだけだ。

 その他、ある意味一番大事な結論アプローチ仮説思考は「キャリアプラン」「ライフプラン」である。「とどのつまるところどうしたいのか」である。この答えを出せる人は少ない。「人生を歩みながら最終的に決めていくしかない」のであれば、今やっている仕事は何のための何なのだろうか?ここに根幹的な自己矛盾が横たわっているので、ビジネス上の矛盾解決もやはり無理がある。「会社を大きくしてお金持ちになる」のでは60億人との闘いだ。私が勝てるわけがない。で、結局いくら必要なのか?具体的金額面で、日本人であれば老後を生き延びることさえ、普通に生きても相当なサバイバルであることすらあまり認識がない。結論アプローチ仮説思考のドンつきは、自分の「葬式」の場面から考えることである。まさに死ぬその瞬間、何を思うのか、である。そこから逆算してビジネス構築をするのが本来なのである。

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