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WEB戦略構築(29) マーケティングライティング(13)  ~書く手順(6)_4、翻訳

書く手順(6)

 4、翻訳 

 一般的なもの書きのプロセスとしては、出てこない作業段階の話。マーケティングライティング独特の項目。で、改めて断りを入れておくと、そんな話自体が一般的にはない話で、マーケティングライティングという用語自体、一般で聞いたことはない。すべて、キース会テキスト上のオリジナルの切り口に、一般の内容をミックスして解説している。ご自身の学習、実践スタンスが、このテキストに基づいているだけでは、当然によろしくはない。このジャンル全体についてのご自身での学習は、当然に必要だ。

 

 翻訳と言ってももちろん、外国語に翻訳するわけではない。ターゲットインサイト、つまり「対象者の言いそうな表現」、に出来るだけ寄せていくというプロセス。対象者の使いそうな言葉遣い、対象者の検索しそうな言い回しに頭をひねる。とはいっても、文意を変えてまで、文脈が崩れてまで「対象者語」に寄せるのは、言うまでもなく本末転倒だ。意図としては、「共感のしてもらいやすさ」と、「SEO対策を意識する」ということ。「SEO」を意識するということなので、必ずしもすべて「対象者語」に翻訳するわけでもない。キーワードプランナーで調べて、検索されている上位表現に寄せてもいこうということ。キーワードプランナーはgoogleの正規のツールだが、多少難しく、見にくい。それよりも簡便に、検索ボリュームを調べる無料サイトはたくさんあるので、「キーワードツール」と検索してみればいい。この「検索ボリューム表現」に寄せていくことも、文意や文脈に影響の無い範囲で、タイトルやテーマの部分などに反映させたい。

 しかしこの翻訳作業を意識するのは、「導線となるオウンドメディアとしてのキーワードブログ」、のほうになる。「アイデンティティの全力表現」のほうは、SEOうんぬんよりもあくまでも、伝えるべきこと、訴えるべきこと、主張を過不足なく全力で表現することがすべて。いずれにしても、「アイデンティティの全力表現」が検索に引っかかるというようなことは、期待しないほうがいい。あれだけ死ぬ思いで書いたのに。だからこそ「導線」の役割が、生死を決する。「アイデンティティの全力表現」を完成させることは、「しくみ創り」全体の、準備段階ぐらいの話で、それは大前提として、あって当たり前、ぐらいのウエイトだと心得る。本当に本気で難しいのは、「導線となるオウンドメディアとしてのキーワードブログ」のほうだ、というぐらいの意識ウエイトでいい加減なのだ。

 それぞれの文章の意識ポイントは、それぞれの文章が全体戦略上、何の役割を果たすのかに因る、ということ。何でもかんでもSEOとか言うわけでもない。その戦略上の役割が果たせなければ、「しくみ」としては機能しない。「しくみ創り」の一環としての作業につながらないのであれば、最初のところに戻るが、作る意味も書く意味も、それは「ない」。そういう全体視点、根本構造の意味に、意識がついていくことが大事だ。そういうものの見方、考え方に慣れていないと、とても理解に難しい話になる。「しくみ創り」とはなんぞや、ということをもう一度テキスト前段に戻って、意識に根付かせ定着させたい。それがキース会根幹のテーマなので。次元階層の高いところから理解をしながら、各個別具体論にあたらないと、とんちんかんになりやすい。最初からは難しい話だと思うので、抽象次元と具体次元を行ったり来たり繰り返しながら進んでいきたい。

 最後に、また混乱を助長するようなことを補足まで。全体視点、根本構造、戦略意図、しくみ創りを徹底理解した上で、意識に沁みついた上で、実際の実戦にあたる時には、それらの頭は全部外して、戦略もしくみも方法論も関係なしに、目先の局地戦、それに勝つためだけに、何も考えずがむしゃらに当たる。でも「しくみ創り」の話とは矛盾していない。なんのことやらは、またの機会に。

 

  5、校正 

 ここはもう一般の意味通りで。                           以上、一区切り。

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