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WEB戦略構築(35) コンテンツマーケティング(6) オウンドメディア作成上の論点諸項(2)~クリエイティブブリーフ

・コンテンツテーマ方向性の切り口

 内容的にどんな方向性のものを書けばいいのか悩む。大まかではあるが体系だてられたカテゴリーごとに検討してみよう。大まかな方向性の助けにはなる。どうしたらいいか皆目目途がつかない時、思考に方向性を付けてもらえるツール、フレームワークをどれだけ蓄積して持っているか、が分かれ道だ。それを「脳内OS」という。 

  1、エバーグリーン型・・・はやりすたりがなく、常に誰しもが知りたいこと。冠婚葬祭マナー、ビジネスマナーなど。

  2、トレンド型・・・はやりのテーマ。今時流のもの。拙速なアクセス数を取りやすい。これに頼りすぎない留意は必要。

  3、課題解決型・・・Q&Aサイトなどによくあるようなタイプ。「対象者の課題解決」に取り組んでいくのが、まずは基本。

  4、テーマ深堀型・・・文字通りテーマの深堀。一段深い知識、情報が必要になる。深いところを求める人向け。理想客候補生のマーケット。

 

・実際に書き始める

 1、上手に書く、正解を書く、恥ずかしくないものを書くという意識は捨てて、とりあえず思いつくままに。書くことと推敲、編集は別作業。

 2、語り掛ける誰かを想定する。それについて知りたがっている、興味を持っている、思い違いを正したい、成長してほしい、同志とのシェア・・・。その人に話しかける、教えてあげる、説得するつもりで書き進めればいい。

 3、なりきって書く。作家のつもりで、学者のつもりで、その筋の大家専門家のつもりで。自信がなければそのテーマについて10冊図書館で借りてくる。読まなくても積んでおくだけでも違う。

 4、最初の1年間は、何も気にせずにすらすらと1本を23時間ぐらいで抵抗なく書けるようになることが目標。ネタの仕入れ、読書、サイト探しだけは最低限ノンストップで。とにかくネタ切れして詰まる。読書をしていないという選択肢だけはありえない。最悪、ウィキペディアサーフィンだけでも。

 52年目からは内容のクオリティにこだわり始める。ガチの勉強、恥ずかしくないレベルへ。3年目ぐらいから本格的にアクセス数と、引き込みトントントン滑り落ちを意識する。10万字突破。

 6、今すぐはじめよう。ちょっと落ち着いてからと思っていると、永遠にその時は来ない。躊躇した時間の分だけ事業成果がずれ込む。

 

・クリエイティブブリーフ

 実際に一つずつ記事を書いていくに際しても、細かく設計して取り掛かれれば、書き出しもスムーズだし、論点もずれにくく、訴求力も高まりやすい。単品コンテンツ作成設計項目として、体系だてられている方法としてとらえたい。このクリエイティブブリーフというのは、一般的には広告業界で広く活用されている手法で、メジャーなフレームワークの一つだ。汎用性も広いので、どちらかと言えば、戦略設計全体の整合性をとるために利用されることが多いようだ。コンテンツ単品、記事1本レベルでも使えるので、このフォーマット用紙をたくさん刷っといて、その都度これらの枠内を埋めるところからスタートするという風に習慣づければ、なかなか書けないとか作業停滞も緩和されのではないだろうか。項目は以下に。

  1、目的 : 何を達成したいか?

  2、ターゲット : だれに?

  3、現状 : どう思われているか?

  4、希望像 : どう変えるか?

  5、インサイト : 心を動かすツボは?

  6、プロポジション : 何を伝えるか?

  7、アピール : 信頼の根拠は?

  8、テイスト : トーン、論調、語り口は?

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