WEB戦略構築(39) コンテンツマーケティング(10) オウンドメディア運用上の論点諸項(4)~SEO内部対策外部対策
4、SEO 内部対策 外部対策
実製作上の主な論点について。大きく2つに分けて、サイト内での「内部対策」とサイト外での「外部対策」と分けられている。内部対策は言い換えれば「キーワード適合化」であり、外部対策は「良質な被リンク数」である。
内部対策
1、キーワード適合化
googleキーワードツールにて、検索ボリューム数 : 1,000~10,000 / 日、競合状況 : 低~中の表現が見つかればベター
2、サイト構成最適化
・タイトル、見出し
HTML構文上、「タイトル<title></title>タグ内」、「 ページ概要 meta description<meta name=�タグ内」、「見出し<h1></h1>、<h2></h2>タグ内」、「コンテンツ(文章)の最初のほう」にそれぞれ目的とするキーワードを挿入する。「画像の詳細情報 <alt></alt>タグ内」にも。
・アンカーテキスト
コンテンツ内にもそのキーワードの「アンカーテキスト」(下線がある青い字のリンク部分)でリンクを貼る。無理無理何か所も貼ってあるとペナルティの可能性も。
・階層構造
ページの階層は4階層以内、メインページから3クリック以内たどり着けるほうがよく、深すぎると拾われにくいとか。内容の薄すぎるページやページ数を稼ぐためのページなどは拾われにくいか、下手をするとペナルティになるとか。
・レスポンシブル対応
スマホ、タブレットなどあらゆる画面サイズに適合するサイトデザインに。スマホで見やすいことが重視される傾向に。
・CMS利用
HTML構文のミスは減点対象、サイトマップも作成したほうが良い、などこれらの点を自動設定出来る、CMS(コンテンツ マネジメント サービス)を利用してのサイト作成が主流。代表的なソフトがWord Press。
などなど、細かな論点はまだまだきりがないので専門書物にて確認するか、おそらく理解は難しいので、やはり業者依頼がベターだ。守りの側面、内なる失点を防ぐというニュアンス。
外部対策
良質な被リンク数
「ユーザに求められる有益なコンテンツ」の評価基準は被リンク、他の人のサイトで自サイトが紹介されたり、参照されたりしてリンクを貼られた数、ということになる。このことが行き過ぎて、リンク数を稼ぐためのリンクが過剰になり、悪質業者も横行したため、googleはブラックリストの対象にすることを表明。あくまでも「良質な」被リンクでなければ、一歩間違えればブラックリスト、若しくは大きな減点に。こちらが知らないうちにスパムとして悪質拡散系に貼られるようなこともあるようだ。被リンクチェック用のサイトもあるので確認を。「良質」の定義は難しいが単純に、「悪質でないこと」だろう。恣意的でないリアルなリンクだ。要はリアルに役に立ったか、面白いかということである。何か技術的な外部対策で有効なものは特にないようだ。そういった点からも結局、「コンテンツ内容」の質、書き手自身の中身の問題になるということ。