ビジネス真理(3) 「私は、誰に、何を提供する、何屋ですか?」、「4Pの一貫性をとろう!」
私は、誰に、何を提供する、何屋ですか?
コピー機メーカーなら、オフィスにコピー機を売るのでしょうか?かさばる器械の欲しい人はいません。コピーの必要を満たしたいのです。コンビニへ行く手間を省きたいからで、減価償却よりはリースでキャッシュフローを楽にしたいからです。カットサロンへ行くのは髪の毛を「切りに」行くのではありません。見た目を整える必要があるからです。物やサービスではなくベネフィットが欲しいのです。
4Pの一貫性をとろう!
どうしたい、何に困っている人が、「どこ」にいて、「何」を、「どういう形」で、「いくら」で必要なのか。Product商品、Place場所、Promotion売り方、Price値段の「4P」は何基準で今そうなっていますか?実際には提供側の都合、流通の都合、市場の都合・・・でしょうか。私の提供サービスを一番必要としているその人は、どこでいくらでどういう買い方なら楽なのか、この定義が明確でなければ、4Pの一貫性にばらつきがあるはずです。一貫性のきれいな流れが滞ると、対象まで届きません。
“ コピー機が欲しいのではなく、コピーがしたい “
“ カットがしたいのではなく、理想の見た目に近づきたい “