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戦略思考の心・技・体(29) 技「意思決定・収束技法」(17)~ボタンの掛け違い

捉え方、思い方のボタンの掛け違い

 「財」派か「コントロール」派か。「自分は財基準の意思決定を優先します。」とか「いくらコントロール出来たって、キングになったって、金が伴わなければ、やる意味無いじゃないですか。」と。事業家である以上、だれしも自分は「財」派の人だと思っている節がある。しかし、「財」派の人とは、借金をチャンス、投資と捉え、一番最初のスタートの時からシ、ミュレーション図の下のコースを採る人たちのことである。はっきり言ってしまえば、最初からボタンを掛け違えている。

 捉え方のボタンの掛け違いで言えば、「起業家は儲かっている」、「起業家としての成功の証は早期にリッチな生活にたどり着くこと」と言うのも、その一つだろう。実態としては、儲かっていて、早期にリッチマンになるのは極めて少数の人たちだ。サラリーマン時代にまあまあ力があって、そこそこ稼いでいた人たちが起業することが多いことから考えると、サラリーマン時代の稼ぎを早々と超えている人のほうが少ない。大半はのたうち回って苦労している。焦りと苦しみがある。その状況下に追い込まれ、一刻も早く脱出したいという思いが、多くの人たちを「一貫性のない選択の連続」に導いてしまう。目先の金が要る。だから当然それを中心に動くのは当たり前だ。その感覚のことを、「自分は「財」派だ」、「金にならなきゃ意味がない」と捉え違いをしてしまうのだろう。「財」派、リッチマンコースはそういうことではない。

 で、肝心のその先ずっと何十年のビジョンは?・・・。ほとんどの人は、「そのうち考える」、「落ち着いたら考える」、「考えてはいるが取り組む順番がまだ違う」となってしまう。取り組んでいる人達でも、「いい話はずっと探し続けている」とか言っている。えっ、「いい話」って一体何を?である。「いい話」とは早期にお金になりやすい話だろう。下請けとか、相手主導とか、何かの傘下とか、いわゆる「フローの中に噛みこむ」タイプのものだ。ここに噛んだら待ち受けるものは、「こんなはずじゃなった」になってしまう。そもそも「30年工程表」の大前提の目的が、そこから抜け出すことなのに・・・。ビジョンに向かって現在進行形でない人は、基本そうなってしまう。こうやって「財」はおろか「コントロール」さえも失っていく、というのが大半の王道パターンだと、統計は物語っているということ。

 小規模事業者が「コントロール」を手放してもいい時は、その後の何十年を担保し得る「財」と引き換える時だけである。そのレベルにない目先程度の「財」と引き換えに「コントロール」を失ってしまえば、持続は難しい。30年持たせるのは間違いなく無理である。数年~十数年ぐらいは持ちこたえられそうだと。十数年持ちこたえて、終わりを迎えてしまったそのとき、自分は何歳だろうか?

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