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WEB戦略構築(13) アイデンティティと導線(7) 「導線」とは?

導線とは

 このテキスト全体として目指すことは、5~10年単位のスパンで俯瞰して、新規集客が途切れない仕組みを構築したい。これを35工程繰り返す形で、「オート集客マシーン」創りのノウハウを完成させたい。定義を分解した文章表現すると、「自社アイデンティティを見つけてもらい(共感してもらい)、オファーまで滑り落ちてきてもらい、「ああ、あったあった」とアクションを採ってもらう」となる。それには「特定範囲のターゲット、対象者に、自社アイデンティティをみつけてもらう」ことが出来なければならない。その前提としてまずは、「全力で表現された自社アイデンティティが、どこかに存在」していなければならない。その点についてはくどく前述した。難しいのは、それを見つけてもらわなければならないことだ。それが即ちHPSEO対策だ。しかし通常なかなか厳しく、HP自体の、固有名詞以外のキーワードによる上位浮上は難しい。であれば、あちらこちら、ありとあらゆる方法でHPにつながる伏線を張ろう。「蜘蛛の巣を張り巡らせる」、「触手を長く、たくさん伸ばしてからめとる」だ。

 HPのリンクを紐づけられるなら、すべての媒体が伏線になる。それこそブログ、SNS、ポータルサイト、キーワード広告・・・。オンライン上だけではなくオフラインのものもすべてだ。チラシ、バンフ、書籍、看板、・・・。これら媒体の目的はたった1つだ。「自社アイデンティティを認知してもらう」こと、だ。その自社アイデンティティの表現されている媒体が HPなら、「HP を見てもらう」こと、だ。伏線になる媒体や広告がそれぞれ単体で、「売上に直結させる」為ではない。これらの伏線になる媒体、広告、あらゆるものがすべて、「導線」となる。

 チラシなど紙媒体や各種広告などは、「リンクを貼りつける」わけではないが、社名などの固有名詞を直接伝えられる効果があり、HPを見てもらうには、より直接的だ。何かの形で認知をすると、今時、人々の行動は必ず検索行動をとる。それを前提に道筋を作っていく必要がある。「自社アイデンティティ」を表現した媒体の準備が出来ていないのに、チラシや広告を打ってどうするつもりなのだろうか? 「目的と手段の整合性」を意識しないと、普通にこうなってしまう。そのくせ、「費用対効果は?」などと言う。頭の中がすべて、チラシだけで完結させる「売り出しセール」の前提になってしまっている。本来、紙媒体や広告は物理的ダイレクト媒体として、非常に効果の高い手法だ。その分費用がかかる。それになんといっても弱点なのは、拡散範囲の物理的制約を受けることだ。紙媒体や広告はメインの導線というよりは、ここ一番のスポットで、ダメを押したい時の切札的存在だ。

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