WEB戦略構築(33) コンテンツマーケティング(4) オウンドメディア戦略設計上の論点諸項(3)~コンテンツジャーニーマップ
・コンテンツジャーニーマップ
カスターマージャーニーに対するコンテンツの適合を図るために、一覧表形式で整理する方法。カスタマージャーニーとは、対象者が検索行動するところから、リピータになるまでの一連の工程をあらわしたもの。そのプロセスに対して、きめ細かくコンテンツを対応させていこうとする試み。これはだいぶ上級者になり、運用上、機能するようになってからでもいいとは思うが、ざっくりと概要だけでも。やっているところはこうやってやっている。
ジャーニーのプロセスの分け方も色々設定はあるが、きめ細かくすればきりがない。ここではシンプルなケースでこれぐらいに分けている。
1、認知興味喚起 2、情報収集 3、比較検討 4、可否決定 5、継続
コンテンツ適合上の意識項目としては下記のようにカテゴライズし、ジャーニープロセスとの縦横一覧表形式で表し、交点の枠内を検討していく。
・チャネル ・コンテンツ ・アクション ・コンバージョン ・意識ポイント ・心情 ・狙い ・適正コンテンツ内容
チャネルとは検索エンジンとかブログ、メルマガ、DM、チラシ、TEL、対人営業とか情報と接する物理的実媒体というニュアンス。コンテンツはブログとか事例集、ホワイトペーパー、tube動画、パンフとか。アクションは対象者側のアクション。ここまでは現状の状態、実際にやっていること。それに対して以下の項目を検討していく。コンバージョンとは目標。それぞれのコンテンツが果たしてほしい目標の設定。意識ポイントは、それに対して検討すべきこと全般。心情とは、これも対象者の行動だけではなく内的心情も推し量る。狙いとは、それに対してコンテンツが果たしたい役割。適正コンテンツ内容とは、ここまでを踏まえたうえで、ジャーニープロセスに適応させて、どういうコンテンツ内容がいいのか再設計する。